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5か月で単月黒字化、薄利多売から脱却し収益性の高い企業へ

事業内容自動車販売及び整備業
従業員数10~50人
支援方法訪問コンサルティング 月2回

概要 OUTLINE

自動車販売(新車、中古車、リースなど)や整備を行っている事業者の事例です。

相談を受けたときには既に5社以上のコンサルティング会社から支援を受けており、経営改善計画を策定し、様々な施策に取り組んでいました。
これ以上コンサルタントが必要なのか疑問に思ったため率直な意見を聞いたところ、「セカンドオピニオンとして何か良い方法があれば教えてほしい」ということでした。

よくあるケースではあるのですが、「良い方法を知っているかどうか」ではなく、「決めたことをちゃんとやれるかどうか」の問題であることを理解してもらうことが重要でした。

 

課題 SUBJECT


  • コンサルティング会社の支援を受けて経営改善計画を策定し、金融機関からも追加融資を受けていたが、計画通りに進んでいなかった。

  • 部門別の損益や顧客データが適切に管理されておらず、大きな方向性は見えていたものの、具体的な施策は決まっていなかった。

  • 複数のコンサルティング会社の支援を受けて、短期間に様々な施策に取り組んで来たため従業員が疲弊しており、社長とのコミュニケーションもうまく行っていなかった。

支援内容 SUPPORT


  • ・営改善計画を策定し、金融機関から支援を受けていたため大幅な計画変更は難しく、まずは部門別の損益や顧客データの管理体制作りと経営改善計画の進捗管理を中心に関わることにした。

  • 各種分析や従業員からのヒアリング、顧客アンケートなどを行った結果、従業員も顧客も価格が安い店として認識しており、忙しくても利益が出ていないことが明確になった。

  • 過度な値引きや過剰サービスは行わず、多額の広告費をかけていた新規顧客獲得を抑え、優良顧客に質の高いサービスを提供する方針に変更した。

成果 ACHIEVEMENT


  • 価格やサービス内容を見直し、販管費を抑えたことで5か月後には単月黒字化、2年後には債務超過を解消。

  • 利益が出る体質に変わったことで職場環境も改善され、月60時間を超えていた残業も月15時間以下に減少し、若手社員の離職率も低下した。

  • 部門別に配置していた責任者を育成し、責任や権限を明確にしたことで社長がいなくても現場が回るようになった。

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