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6ヶ月で稼働率を15%以上改善、モデル施設での取り組みを全施設へ

事業内容介護施設の運営
従業員数100~200人
支援方法訪問コンサルティング 月4~5回

概要 OUTLINE

デイサービスやグループホームなどの施設を複数運営している介護事業者の事例です。

元々、「稼働率を上げるためにはどうしたら良いか」という相談を受けたのですが、詳しく話を聞いてみると既に大きな方向性は決まっており、それがうまく実践できていないことが問題だと分かりました。
まずは実践できない理由を明らかにすることが優先だと考え、モデル施設を決めて、その施設で成果を出してから全社に広げていくことにしました。

狙い通りモデル施設で効果が出てからは、モデル施設の施設長がエリアマネージャーとなり、他の施設にも取り組みを広げていきました。

 

課題 SUBJECT


  • 社長一人で管理できる事業規模を超えていたが、経営人材が育っていなかったため現場がうまく機能していなかった。

  • 稼働率を改善させるために営業活動を行うよう指示していたが、何かとできない理由をつけて、どの施設も行っていなかった。

  • 職員によって介護の仕方がばらばらで、職員同士のコミュニケーションもうまく行っておらず、利用者やケアマネージャーからの苦情も多かった。

支援内容 SUPPORT


  • いきなり戦略や計画を策定しても実践できないことが予想されたため、ある施設をモデル施設とし、まずはその施設の運営状況を細かく調査した。

  • 調査の結果、職員のやる気がないわけではなく、日常業務が忙しくて他のことに手を付けられないことや、いざ何かしようと思っても目標が多く、各職員がばらばらに取り組んだ結果、どれも中途半端になっていることが分かった。

  • 施設としての戦略を策定した上で、施設全体の目標を2つ、各職員の目標を1つに絞り、その目標だけは確実に達成できるよう会議の進め方や帳票類なども見直した。

成果 ACHIEVEMENT


  • 長年にわたって横ばいだった契約数が純増傾向になり、6か月後には稼働率が15%以上改善した。

  • 職員が中心となって業務マニュアルを作成した結果、業務の標準化が図られ、苦情や事故件数が減少した。

  • 各職員の意識が高まったことや運営方法が変わったことにより、指示を出さなくても自分たちで次の目標を設定し、行動していけるようになった。

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