【新制度】企業価値担保権
こんにちは。
元銀行員の岩瀬 好史|財務コンサルタントです。
今回は「企業価値担保権」を紹介したいと思います。
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企業価値担保権とは
企業が持っている有形資産(不動産など)だけでなく、無形資産(ノウハウ、知的財産、顧客基盤など)も含めた総財産(事業価値)を担保とする権利のことです(新しくできた制度のため、実際に行われるのは2~3年先になるようです)。
金融庁の説明資料より
企業価値担保権を利用することにより、
- 不動産担保や経営者保証だけに依存せず、事業実態や将来性に着目した融資が受けやすくなる
- 借り手の事業に対する貸し手(金融機関)の関心が高まり、より緊密な経営改善支援が行われる
といった効果が期待されています。
企業価値担保権の利用が期待される事例
金融庁の資料によると、以下のような企業の利用が期待されています。
- 有形資産に乏しいスタートアップ
- 経営者保証により事業承継を躊躇している企業
- 事業再生に取り組む企業
まとめ
利用できる企業は限られてくるかと思いますが、これまでは難しかった資金調達が可能になるかも知れません。
現時点では具体的な利用条件などはまだ決まっていないため、随時更新していきたいと思います。
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