目標を達成するためには、遅行指標だけでなく先行指標も管理することが重要
遅行指標とは「後から分かる結果」のことで、ダイエットなら体重や体脂肪率、ビジネスなら売上や利益、などに当たります。
それに対して先行指標とは「結果が出ることが予想されるもの」のことで、ダイエットなら摂取カロリー(食事)や消費カロリー(運動)、ビジネスなら営業件数や提案件数、などに当たります。
なぜ遅行指標だけでなく先行指標も管理することが重要なのか、ダイエットを例に考えてみたいと思います。
例えば、「半年以内に体重を5㎏減らしたい」という目標を決めたケース。
遅行指標である体重だけを管理していた場合、定期的に体重を量ることで進捗状況は把握できますが、予定通り進まなかったときに、たまたまなのか、努力が足りなかったのか、どう対処したら良いのか、といったことが分かりません。
それに対して、先行指標である摂取カロリー(食事)や消費カロリー(運動)も管理していた場合は、予定通り進まなかったときに、食べ過ぎてしまったのか、運動量が足りなかったのか、といったことが分かり、どのように対処したら良いのかも判断できます。
ビジネスでも同様に、遅行指標である売上や利益だけを管理していると、うまく行かなかったときにどうしたら良いのか分からず、やる気がないから、努力が足りないから、といった結論になりがちです。
遅行指標は結果が出てしまってからではどうしようもないため、これをすることによって結果に繋がるだろうという先行指標も管理することが重要です。
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