うまく行かないと感じたときはやることを絞ってみる
会社をもっと良くするために取り組むべきことは沢山あります。
- 新規取引先を開拓したい
- 販促費をもっと効果的に使いたい
- 取引条件を見直したい
- 管理会計の精度を上げたい
- 人材を育成したい
- 資金繰りを改善したい
など、挙げていけばきりがありません。
ただ、できるだけ多くのことに取り組めば良いかと言われるとそうではありません。
経営者の方の相談を受けていると、何をしたら良いか全く分からない、という方はほとんどいません。
自分では明確に意識していなかったとしても、話を聞く中で、将来的にこういう風になりたい、こういうところが課題だ、ということが見えてきます。
そして、それを実現するために何かしらの行動を行っていることが多いです。
しかし、やりたいことがあって実際に行動しても、実現できないことがほとんどです。
それはなぜか?
結果目標や行動目標の設定が適切ではない、という場合を除けば、やることが多すぎて結局何もできなかった、という場合が多いです。
絶対に達成したい重要目標が5個あったら、そのすべてを達成することは非常に困難です。
仮に10個あれば、そもそも目標を全部覚えることすら困難です。
では、1個だったらどうでしょうか?
取り組み方さえ間違えなければうまく行く可能性は非常に高いです。
結局のところ、たくさんのことを同時にやろうとして一つもできないよりも、初めから一つのことに集中してきちんと結果を出す方が効果的だと言うことです。
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